三代銘茶(静岡・京都・その他)の中でも「川根茶」は高級ブランドです。
掛川茶・牧の原茶と比較しても、昔ながらのお茶として有名であり、
一般的なお茶は濁りが美味しいと思われていますが、
川根茶は「浅蒸し」の為、黄金透明で色が鮮やかでキレイ、
透き通っていても味があり、香りがたつ事が特徴です。
仁治3年(1242年)鎌倉時代に聖一国師が中国より茶の種子を持ち帰り、
安倍川上流のほとり美和村足久保にまき、茶樹が次第に広まりました。
大井川上流にも伝わり、次第に中流にも伝わってきました。
川根地域には、慶長7年(1602年)戦国時代に旧・中川根村地名で
お茶が租税として上納された記録が残されております。
天保8年(1837年)幕末に、
宇治の煎茶製茶法から煎茶製茶法が伝わったといわれております
川根茶は次第に発達し、宇治茶・狭山茶と共に日本の三大銘茶となりました。
祖先代々茶園の栽培に従事し、本物の茶作りを頑固なまでに追及。
日本茶インストラクターの称号(認定番号11-2789)を取得。